## URLに使われるページ名はアルファベット(WikiName形式)を用いる ## 以下のタイトルを内容に沿ったものに変更する #title GRUBを使う ## 「6.06 Dapper Drake」といった形式で箇条書きにする ## バージョン非依存のTipの場合は「すべて」と記述 * '''対象とするUbuntuのバージョン''' * すべて(GNU GRUBのバージョンは0.97) ## 以下にTipsを記述 === これは何? === * 起動時のGRUBのメニューやGRUBのシェル(コマンドライン)を使う方法です。また、Ubuntuが起動してから端末で同様に実行することもできます。 === 起動時のGRUBでの操作 === * 起動時にGRUBのメッセージが画面に表示されないときには、Escキーを押してください。するとGRUBのメニューが現れます。GRUBのメニューを起動時に常に表示させるようにするには、/boot/grub/menu.lstの「hiddenmenu」とだけ記された行の先頭に#を付け加えてください。 === 起動時のGRUBのメニューでの操作 === * GRUBシェル(コマンドライン)に移るには、cキーを押してください。以下はGRUBシェルの操作ではなく、GRUBのメニューでの操作方法です。 * 起動したい項目に↓↑キーで移動して、ENTERキーを押すと起動します。(recovery mode)はシステムの問題点を解決したい場合等に、root権限でCLIでログインするために使ったりします。memtest86+はメモリのエラーチェックをするソフトを起動します。memtest86+については[[http://tropel.fc2web.com/Olivia/Computer/Memtest86/How_to_use.html|こちら]]でもご覧ください。[[http://f32.aaa.livedoor.jp/~kobun/index.php?Memtest86|こちら]]にも詳しい情報があります。 * 起動したい項目を編集するには、その編集したいものを↓↑キーで反転表示させてからeキーを押してください。起動の内容が表示されます。   * root行は、どのデバイスのどのパーティションを扱うかを示します。   * kernel行は、使用するカーネルと、それに渡すオプションを示します。   * initrd行は、使用するinitramfs(initrd)を示します。   * chainloader行は、root行で設定したパーティションのBootRecordに処理を移します。   * boot行は設定した起動処理を実際に実行します。boot行が無くても起動設定内容の最後になれば、設定内容が実行されます。 1. 編集したい行に↑↓キーで移動し、eキーを押すと、その行のみが表示されます。一行に収まらない場合には、「→」か「←」が表示されています。←→キーで編集したい部分に移動し、タイプすることで編集できます。編集を終えるには、ENTERキーを押します。 1. 編集後の状態で起動を試みたい場合には、起動の内容が表示されている(root行とか、kernel行とか、chainloader行が表示されている)状態のままでbキーを押せば良いです。 1. 編集を終えるには、Escキーを押します。 === 起動時のGRUBシェル(コマンドライン)での操作 === * 利用できるコマンドの一覧を表示するには、 help とタイプしてENTERキーを押してください。以後、タイプしてからENTERキーを押すことを”入力”と記します。コマンドの詳細なヘルプを見たい場合には、 help に続けて半角スペースを1つ以上タイプしてからヘルプを見たいコマンドをタイプしてからENTERキーを押してください。たとえば、geometryコマンドのヘルプを見たい場合には、 help geometry とタイプしてENTERキーを押してください。 * 途中までタイプして、その後のありえる候補を表示させるには、TABキーを押せば良いです。候補が一つなら、補完されます。複数の候補がある場合にも複数が表示されます。 * 現在利用したいパーティションを変更するには、 root に続けて半角スペースを1つ以上タイプしてから利用したいパーティションを表す文字をタイプしてからENTERキーを押してください。パーティションを表す文字には、以下のものがあります。 (hd■,▲) ■は、認識されているハードディスクのうちの何台目かを意味する数字です。ただし、最初が0で、2番目が1です。▲はそのハードディスクのうちの何番目のパーティションであるかを意味する数字です。これも、最初が0で、2番目が1です。ただし、この何番目であるかは、先頭からの物理的な順番を表しているのではなく、MBRに書き込まれている番号を意味しています。その番号は、端末で sudo fdisk -l とか、「システム」ー「システム管理」ー「パーティションエディタ」で確認できます。例えば、/dev/sdc7なら、(hd2,6)となります。また、パーティションの内容が読めない場合には、エラーになりますが、そのような場合でもとにかくそのパーティションを利用するには、 rootnoverify に続けて半角スペースを1つ以上タイプしてから利用したいパーティションを表す文字をタイプしてからENTERキーを押してください。 * 現在利用しているパーティションのBootRecord(PBR)に制御を移すには、 chainloader +1 と入力してから、 boot と入力してください。 * 特定のファイルを含むパーティションを探したい場合には、 find に続けて半角スペースを1つ以上タイプしてからファイル名をタイプしてからENTERキーを押してください。例えば、/boot/grub/stage2を含むパーティションを探したい場合には、 find /boot/grub/stage2 と入力すれば良いです。 * 特定のハードディスクに含まれるパーティションなどの情報を得たい場合には、 geometry に続けて半角スペースを1つ以上タイプしてからハードディスクを表す記号、例えば(hd■)とタイプしてからENTERキーを押してください。■は、上述のように認識されているハードディスクのうちの何台目かを意味する数字です。ただし、最初が0で、2番目が1です。 * 特定のファイルの内容を表示したい場合には、 cat に続けて半角スペースを1つ以上タイプしてからファイル名をタイプしてからENTERキーを押してください。たとえば、現在利用しているパーティションの/boot/grub/menu.lstを表示させたい場合には、 cat /boot/grub/menu.lst と入力すれば良いです。また、 cat (hd0,2)/boot/grub/menu.lst と入力すれば、(hd0,2)、つまり第1番目のハードディスクの3番目のパーティション(/dev/sda3)の/boot/grub/menu.lstを表示させることができます。 * MBRやPBRにGRUB(のstage1)を上書きしたい場合には、 setup に続けて半角スペースを1つ以上タイプしてからMBRまたはPBRを意味する記号をタイプしてからENTERキーを押してください。たとえば、現在利用しているパーティションの/boot/grub/stage2やmenu.lstを使うように、MBRにGRUBを上書きするには、 setup (hd■) と入力すれば良いです。■は、上書きしたいMBRの存在するハードディスクが何台目かを意味する数字です。ただし、最初が0で、2番目が1です。 setup (hd2,5) と入力すれば、(hd2,5)、つまり第3番目のハードディスクの6番目のパーティション(/dev/sdc6)のPBRにGRUBが上書きされます。 * GRUBシェルを終えてGRUBメニューなどに戻る場合にはEscキーを押せば良いです。端末で起動しているGRUBシェルなら、 quit と入力すれば良いです。 === 端末でのGRUBシェル(コマンドライン)について === * 端末でGRUBを使うには、 sudo grub と入力すれば良いです。 sudo grub --batch と入力すれば、これまでの端末での内容を表示したまま起動できます。 * 基本的な操作方法は、上記の「起動時のGRUBシェル(コマンドライン)での操作」に記されている内容と同じです。