#title PLoP Boot Manager を利用する PLoP Boot Manager は MBR や PBR にインストールしなくても、パーティションにコピーした plpbt.bin をカーネルとしてロードするだけで起動できます。 || 注意:「[[https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/UsbInstall/BootUbuntuInUsbWithBiosWithoutSupportForUsb|USBメディアの起動をサポートしないBIOSを持つパソコンでUSB-HDDに通常の方法でインストールしたUbuntuを起動するには]]」にも同様のことが書いてあるのですが、PLoP boot managerはいわゆるカーネルローダではなく、チェインローダです。つまり、Ubuntuの起動に必要なカーネルを直接には読み込めず、起動できません。したがって、PLoP boot managerを介してUbuntuを起動させるには、[[http://ja.wikipedia.org/wiki/マスターブートレコード|MBR]]や[[http://caspar.hazymoon.jp/OpenBSD/arch/i386/stand/biosboot/pbr_structure.html|パーティションのBoot Record(PBR)]]にカーネルローダ(もしくはそれを呼び出せるブートローダ)がインストールされている必要があります。|| == ダウンロード == 1. [[http://www.plop.at/en/bootmanager.html|こちらからダウンロードできます。]] 「 Download 」をクリックして、 [[http://www.plop.at/en/bootmanager.html#download|ダウンロードの説明]]。「 here 」をクリックして、 [[http://www.plop.at/en/bootmanagerdl.html|こちらのページ]] にダウンロードできるファイルが羅列されています。「 stable (安定版)」をダウンロードすると良いでしょう。 1. Ubuntu で Firefox でダウンロードした場合、ダウンロードされたファイルはデスクトップか、「場所」ー「ホームフォルダ」の「ダウンロード」ディレクトリに存在する場合が多いでしょう。ダウンロードしたファイルの名前の最後が zip の場合、圧縮されています。圧縮されたファイルを右クリックして「ここに展開」で展開すると、ディレクトリが生成されるはずです。 1. その中に plpbt.bin があるはずなので、それを、起動時に認識できるパーティションの中にコピーしてください。 == 設定 == カーネルローダが plpbt.bin を読み込むように、設定します。 === NTLDR の場合 === Windows 2000 や XP で用いられている NT loader なら C:\boot.ini の末尾に {{{ c:\plpbt.bin="PLoP boot manager" }}} と追加すれば良いでしょう。 === GRUB4DOS の場合 === grub4dos なら、 menu.lst の末尾に {{{ title PLoP boot manager find --set-root /plpbt.bin kernel /plpbt.bin }}} と追加すれば良いでしょう。 === GRUB 2 の場合 === GRUB 2 なら、/etc/grub.d/40_linux の末尾に {{{ menuentry "PLoP boot manager" { search -f --set /plpbt.bin linux16 /plpbt.bin } }}} と追加して、 [[https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Others/HowToUseTerminal|端末]] で {{{ update-grub }}} を実行すれば/boot/grub/grub.cfg の末尾に追加されるでしょう。 === Bootmgr の場合 === Windows 7 か Windows Vista で Bootmgr が使われている場合なら [[https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/UsbInstall/BootUbuntuInUsbWithBiosWithoutSupportForUsb/Grub4dos#head-43bf66418faeb85c5a7a029f01e21f855caad84a|grub4dosを利用するための準備]] と同様に、ただし、 grldr.mbr の部分を plpbt.bin に置き換えて実行すれば OK かもしれません。 === CD を使う場合 === 展開して生成したディレクトリの中の plpbt.iso を CD-R などに [[https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Install/BurningISO|書き込め]] ば、その CD を用いて PLoP Boot Manager を起動できます。 === フロッピィーディスクを使う場合 === 展開して生成したディレクトリの中の plpbt.img をフロッピィーディスクにddコマンドで書き込めば、そのフロッピィーディスクを用いてPLoP Boot Managerを起動できます。ddで書き込むためには、まず、Ubuntuを起動した状態でフロッピィーディスクを入れ、そのデバイスファイル名を確認して下さい。そのためには、[[https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Others/HowToUseTerminal|端末]]で、 {{{ sudo parted -l }}} して、結果を調べれば良いです。多くの場合、/dev/fd0ですが、USBーFDDの場合、/dev/sdgなどの場合もあります。デバイスファイル名が分かったら、展開したディレクトリ(「~/ダウンロード」か「~/デスクトップ」のことが多いでしょう)に移動、すなわち {{{ cd 展開したディレクトリ名 }}} してから、 {{{ sudo dd if=./plpbt.img of=フロッピィーディスクのデバイスファイル名 }}} で、PLoP boot managerのFDが作成できます。 == 謝辞 == 以上の方法は、 grub4dos や PLoP Boot Manager, Ubuntu の開発者の方のご尽力があったからこそ実現できるものです。 この場をお借りして御礼申し上げます。