Ubuntu 10.04について

Ubuntu teamは、オープンソースコミュニティによって作成された、最新の素晴らしいソフトウェアを提供できることを嬉しく思います。最新のリリースであるUbuntu 10.04 LTSには、数多くの素晴らしい新機能が含まれています。このページはUbuntu 10.04 TechnicalOverviewの日本語訳です。

Ubuntu 9.10や8.04 LTSからのアップグレード

デスクトップシステムの Ubuntu 9.10からアップグレードを行うには、Alt+F2を押して、コマンドボックスに "update-manager -d" (引用符は不要)と入力します。アップグレード・マネージャが開き、「新しいディストリビューション '10.04' にアップグレードできます」と表示されます。アップグレードのボタンをクリックして、画面上の指示に従ってください。

サーバシステムの Ubuntu 9.10からアップグレードを行うには、update-manager-core パッケージをまだインストールしていない場合はインストールを行ってください。また、/etc/update-manager/release-upgrades を編集して Prompt=normal と設定してください。sudo do-release-upgrade コマンドでアップグレードツールを起動して、画面上の指示に従います。

Ubuntu 8.04 LTSからアップグレードするには、Ubuntu 9.10のアップグレードで適用した同じ指示に従いますが、Prompt=normalの代わりにPrompt=ltsに設定してください。

Ubuntu 10.04の新機能

GNOME

Ubuntu 10.04 LTSには、多くの新機能を含む最新のGNOME デスクトップ環境が含まれています。

Ubuntu 10.04 LTSの翻訳ステータス

世界中の幅広い翻訳コミュニティの努力のおかげで、Ubuntuは29ヶ国語(スペイン語、英語、ブラジルポルトガル語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ハンガリー語、スウェーデン語、ロシア語、簡体中国語、オランダ語、ポルトガル語、フィンランド語、デンマーク語、日本語、ギリシャ語、韓国語、チェコ語、カタロニア語、ポーランド語、ガリシア語、繁体中国語、スロベニア語、ブルガリア語、アストゥリアス語、ベトナム語、バスク語、トルコ語、セルビア語)で利用することができます。 この一覧に加わったアストゥリアス、ベトナム、トルコ、セルビアチームのみなさまにお祝い申し上げます。

こちら(英語)で、すべての言語一覧とその統計を確認できます。

この一覧は、私たちが翻訳されたオペレーティングシステムであるとみなす目標を達成した言語を表しています。しかし、Ubuntuはサポートの程度は異なりますが、私たちが完成したとみなすレベルに近い他の多くの言語でも利用することができます。

Linux カーネル 2.6.32

Ubuntu 10.04 LTSには、カーネル 2.6.32.11をベースとした2.6.32-21.32が含まれています。

KDE SC 4.4

Kubuntu 10.04 LTSには、新しいKDE SC 4.4が搭載されています。Kubuntuのさらに詳しい情報はthe Kubuntu technical overview(英語)をご覧ください。

HALは削除されました

Ubuntu がより早く起動とサスペンドからの復帰を行うため、今回のリリースで起動プロセスからHALが完全に削除されました。

likewise-openのメジャーバージョンアップ

Linux向けのアクティブディレクトリの認証とサーバ機能を提供する likewise-open パッケージは、バージョン 5.4にアップデートされました。このパッケージは、公式サポートバージョンである 4.0(Ubuntu 8.04 LTS)と 4.1(Ubuntu 9.10)ならびに、universeのlikewise-open5 パッケージからのアップグレードをサポートしています。

このアップグレードは多くの設定ファイルの変更や、インプレースでのデータベースのアップグレードが含まれているため、テストやフィードバックを歓迎します。

nVidiaハードウェア向けの新しい標準のオープンソースドライバ

Nouveau ビデオドライバが、nVidiaハードウェア向けの標準となりました。このドライバは、解像度検出の性能を向上させるためのカーネル・モード設定を提供しています。このドライバは-nvドライバの置き換えとして、ハードウェアアクセラレーションによる2D性能を提供しています。nouveauドライバは上流で活発に開発されており、問題が発生した際にバグ修正をより早く対処できることを期待しています。

nVidiaプロプライエタリ・ドライバサポートの改良

3つの異なるNVIDIAプロプライエタリドライバ(nvidia-current (190.53)、nvidia-173nvidia-96)が現在利用できます。新しい代替システムのおかげで、現在これらの3種類のパッケージすべてを、同時にインストールすることができます(ただし、同時に利用するよう設定できるのはドライバ1つのみです)。

ここから、みんなが繋がります

今回のリリースでは、デスクトップのパネル上にあるMeMenuに Twitter、identi.ca、Facebookや他のソーシャルネットワークが組み込まれ、デスクトップに統合されています。これはGwibberプロジェクトで作成されており、desktopcouchベースで設計し直された、より信頼できるバックエンドです。現在のGwibberでは、複数のフィードを同時に参照できるようマルチカラムビューがサポートされています。

新しい起動体験

見た目や体感や起動速度などに関する多くの変更が、Ubuntu 10.04 LTSには含まれています。

新しいインジケータ

通知エリアでは、コミュニケーション、セッション管理、他の多くのタスクに関して、より一貫したユーザー体験やデザインになりました。この変更点に関する情報は application indicators(英語) ページをご覧ください。

新しいテーマ

デスクトップは、新たにデザインされた「Ambiance」と「Radiance」と呼ばれる2つの美しいテーマが利用できるようになりました。これには、新しい壁紙やアイコンも含まれています。

Ubuntu Oneのファイル同期

フォルダの共有を行う場合は、ホームディレクトリにある同期したい任意のフォルダを選択した上で、既存の連絡先の中から選択してください。更新された設定アプリケーションが追加されており、多くの機能が含まれています。

Ubuntu One ミュージック・ストア

数百万もの曲をUbuntuデスクトップから購入することができるようになりました。この機能は Rhythmboxミュージック・プレイヤー に統合されており、Ubuntu One クラウド・ストレージを利用してのバックアップや同期が簡単に行えます。

Ubuntu Enterprise Cloud (UEC)の新機能

Ubuntu Enterprise Cloudインストーラは、他のインストールトポロジをサポートするため、大きく改良されました。UECコンポーネントは複合的なトポロジを含めて、自動的に検出され登録されるようになりました。ついに、UECはEucalyptus 1.6.2コードベースで動作するようになりました。

Lucid Alpha 2からのアップグレードにおけるセキュリティの問題

Alpha 3より前のバージョンのLucidをインストールしている場合、libmysqlclient16 7.0.9-1がインストールされています。このパッケージはUbuntu archiveに誤って追加され、その後撤回されましたが、本来のlibmysqlclient16パッケージより新しいバージョン番号であったため、本来のパッケージがアップグレード時に自動的にインストールされません。あなたの Lucid 環境にインストールされているのが公式パッケージであることを確認し、Ubuntu 10.04 LTSのサポート期間にセキュリティサポートを受けるには、sudo apt-get install libmysqlclient16/lucidを必ず実行して指示に従ってください。

既知の不具合

Ubuntu 10.04における全ての不具合の一覧はUbuntu 10.04のリリースノートを確認してください。

さらなる情報を得るには

Ubuntuに関して、ウェブサイト日本語)やWiki日本語)でも詳しい情報が得られます。

UbuntuJapaneseWiki: Develop/Lucid/TechnicalOverview (最終更新日時 2012-01-10 11:49:04 更新者 匿名)