UbuntuJapaneseWiki

はじめに

Ubuntuの開発者は、オープンソースコミュニティによって提供された、完全に新しく、強力なソフトウェアをいち早くお届けするために作業を続けています。Ubuntu 10.10「Maverick Meerkat」のリリース候補版は、新バージョンのUbuntuの新機能を提供します。

※Technical Overviewはまだ未完成です。ところどころにリリース候補版の記述が残っています。

Get Ubuntu 10.10

Upgrading from Ubuntu 10.04 LTS

訳注: -d が含まれているのでRC版相当の記述。

デスクトップ版のUbuntu 10.04 LTSからアップグレードする場合は、Alt+F2キーを押して表示される「アプリケーションの実行」にupdate-manager -d(二重引用符は入力しません)と入力してください。アップデートマネージャが起動し、「Ubuntuの新しいリリース '10.10' が利用可能です」と表示されますので、「アップグレード」ボタンをクリックして、画面の指示に従ってください。

サーバー版のUbuntu 10.04 LTSからアップグレードする場合は、まずupdate-manager-coreパッケージをインストールしてください。次に/etc/update-manager/release-upgradesを編集し、'Prompt=normal'に書き換えてください。そしてsudo do-release-upgrade -dコマンドを実行し、画面の指示に従ってください。

Kubuntu 10.04 LTSからアップグレードする場合は、以下のページの記述を参考にしてください。 https://help.ubuntu.com/community/MaverickUpgrades/Kubuntu

快適なアップグレードのために

通常、リリース日直後のUbuntuのネットワークアップグレードは大変混雑します。快適なネットワークアップグレードを行うためには、次のいずれか(あるいは両方)を用いてください。

1. 利用するミラーサーバーの変更

[システム]-[システム管理]-[ソフトウェア・ソース](もしくは、「アップデート・マネージャ」の[設定])を開き、「Ubuntu のソフトウェア」ページにある、「ダウンロード元」で、「その他...」を選び、日本国内で利用できるいずれかのサーバーを選択しましょう。

この設定が「メインサーバ」・「日本のサーバ」(もしくは「日本のサーバ」と同じものを意味するubuntutym.u-toyama.ac.jp)になっている場合、非常に負荷の高いサーバーに接続され、スムーズなダウンロードが行えません。

2. Alternate CDを利用したアップグレード

Ubuntuの「アップグレード」は、『Alternate CD』ISOイメージをダウンロードし、そのCDをマウントすることでも行えます。Alternate CDをダウンロードしてダブルクリックしてマウントし、画面に表示される指示に従ってください。

これにより、Alaternate CDに含まれるパッケージを利用したアップグレードが行われ、通常のネットワーク経由でのダウンロードに比べて非常に効率の良い作業が可能です。

Download Release

今すぐダウンロードする場合、以下のリンクを辿ってください。

Additional ISOs and torrents are also available at:

Maverickの新機能

Maverickの新機能開発は完了しています。Maverick]で、詳細を確認することが可能です。

テストを行い、何かバグを見つけたら以下にレポートしてください:

アップデートされたパッケージ

Ubuntuの新しいリリースごとに、パッケージが――すなわちアプリケーションのみならず、あらゆるソフトウェアが――非常に速いペースで更新されます。多くのパッケージは、Debianの「Unstable(開発版)」ブランチから自動的に「sync」されることで導入されます。自動的なアップデートは現在は停止され、これ以降は小さな変更のみとなります。

10.10 Maverick Meerkat向けに取り込まれたパッケージのリストを確認したい場合、maverick-changesメーリングリストを購読してください:

Ubuntu Fontファミリー

Ubuntu]は、Ubuntu・Kubuntuにおいて、メニューやウィジェット・タイトルなどのユーザーインターフェースに用いられる、新しいデザインの字体です。Ubuntu 10.10では、ラテン文字・キリル文字・ギリシャ文字が含まれ、レギュラー・ボールド・イタリック・ボールドイタリックをカバーします。このフォントは新しいIndian]もサポートしています。Ubuntu 10.10は、インストール時点でIndian Rupee記号をサポートする最初のオペレーティングシステムとなりました:「10億Indian]」といった表示が可能です。

デザインは、ディスプレイ上で読みやすく、かつ審美眼にかなう]ものを目指しています。このフォントはまずUbuntu 10.04のロゴデザインから用いられており、Dalton]フォント工房とCanonical]の協働により、アラビア文字・ヘブライ文字のサポート・等幅デザインのサポートがUbuntuの将来のリリースで実現される予定です。

Ubuntu Desktop Edition

GNOMEベースとなるプラットフォームは、最新のバージョン2.32に更新されました。このバージョンでは、とりわけ新しいdconf と gsettings APIが含まれています。

Evolutionは、Ubuntu 10.04 LTSにあるバージョンと比べて、さらに早く動作するバージョン2.30にアップデートされました。

Shotwellは、標準の写真管理ソフトウェアであったF-Spotから置きかえられました。

Gwibberは、Twitterの認証システムにおける最近の変更をサポートするためにアップデートされ、また、性能向上のためバックエンドストレージの変更が行われています。

サウンドの通知は、音楽プレーヤーの操作を含むように拡張されました。

Ubuntuソフトウェアセンターは、見た目や操作性が更新されました。アプリケーションを紹介する"注目のアプリケーション"や"最新情報"といったショーケース的な表示に加え、「パッケージの詳細」表示の改良、"有償での購入"が行えるソフトウェアライブラリが追加されています。また、インストール履歴に簡単にアクセスできるようになりました。

Ubuntu One: アカウント登録やログイン処理が、デスクトップと一続きの表示になりました。Ubuntu シングルサインオン(Ubuntu SSO)による、一元管理によるものです。Nautilusはフォルダ同期の設定を行えるように拡張され、ファイル同期速度が高速化されました。Ubuntu One Music Storeでは、楽曲へのリンクを他の人と共有することができるようになりました。

Ubuntu Netbook Edition

Ubuntu Netbook Editionでは、新しいUnity インタフェースが標準となりました。これは、アプリケーションランチャの格納場所、ファイルブラウザ、zeitgeistの利用を通じた柔軟な検索、グローバルメニューバーと、アプリケーションを暗黙で最大化して起動することによる縦スペースの最適化が標準で含まれています。また、ランチャーも利用したアプリケーションのほとんどと調和を保ち、取り扱うことができます。UNE lucidで利用していたお気に入り・gnomeパネルのアイテム・デスクトップショートカットは、ラウンチャーの初回起動時に自動的に移行されます。

さらに、「日付と時間の通知」はきちんとしたカレンダーウィジェットと統合され、標準で含まれるようになりました。

標準の写真管理アプリケーションはShotwellに変更され、UNEはデスクトップ版すべての良さを受け継いでいます。Evolutionはネットブックの画面サイズにより適した、特別なモードで動作するようになりました。

UNEを実行するには、グラフィックドライバによる支援が必要です。そうでなければ、グラフィックドライバアクセラレータがないことに関して警告され、ログアウトして標準のubuntuデスクトップセッションを実行することを提案されるでしょう。

必要なハードウェアのリスト]から、UNEに適したハードウェアを確認することができます。

Kubuntu

Kubuntu 10.10 RCは最新のKDEソフトウェアになります。KDE プラットフォームとワークスペース、アプリケーションはupdated to 4.5.1にアップデートされました。

10.10 Betaでは、KubuntuはPlasma DesktopとPlasma Netbook ワークスペースの両方が機能するデスクトップとネットブックのイメージを1つのイメージにまとめています。ログイン時にあなたのマシンに適切なワークスペースで起動し、システムの設定でワークスペースを変更することもできます。

Plasma Netbookは標準でGlobal Menuをサポートするようになりました。

標準のウェブブラウザが、Qt WebkitをベースとしたKDEブラウザのRekonqになりました。

KDE bluetooth アプリケーションの集合であるBluedevilが標準でインストールされるようになりました。

KubuntuのインストーラーであるUbiquityは、OSのインストール時に制限パッケージのインストールを提供するようになりました。パーティション設定の後に始まるインストールは、より速い体験を提供します。

Qapt-batchは、update/batch-installer ユーティリティとしてinstall-packageから置き換えられました。

Qtは最新の4.7リリースに、Qt Webkitは2.0にアップデートしました。

Kubuntu Mobile Tech Previewは、スマートフォン向けに最適化されたワークスペースの改良版となりました。

さらなる新しい情報はリリースページの https://wiki.kubuntu.org/MaverickMeerkat/RC/Kubuntu を確認してください。

Xubuntu

Xfce4]は最新の4.6.2リリース]にアップデートされました。Xubuntuに含まれる各種プログラムにおいて、多くのバグが解消された、新しいバージョンが利用できます。

新しいデフォルトアプリケーション: Parole(Xfce4メディアプレイヤー)は、Totem動画プレイヤーを置き換えます。Xfburn(Xfce4 CD/DVDライティングツール)は、Brasseroを置き換えます。また、xfce4-taskmanager(Xfce4プロセスマネージャー)が、Gnome-Task-Managerを置き換えます。

Edubuntu

EdubuntuにはUbuntu由来の変更が取り込まれています。加えて、EdubuntuではGnome]という、Edubuntuにおいてペアレンタルコントロールを実現するソフトウェアが提供されます。また、新しい壁紙]のセットや、各種アートワークの強化も行われています。また、OEMインストールが利用できるようになりました。

こうした魅力的な機能は、新しいデザインに生まれ変わったEdubuntuのWebサイト http://www.edubuntu.org/ で確認できます。 For those interested in learning more, see the redesigned Edubuntu web site at http://www.edubuntu.org

Ubuntu Studio

Ubuntu StudioはUbuntuに由来するアップデートにより、多くのアプリケーションが更新されています。また、PulseAudioとJACKの併用時の調整が図られています。JACKを起動しても、もうPulseAudioが自動的に停止させられてしまうことはありません。複数のオーディオインターフェースを割り付けることができるなら、JACKとPulseAudioは互いに影響を与えることなく、独立して動作します。同一のインターフェースに割り付けた場合、JACKの動作が優先されます。 また、ネットワーク接続の設定はgnome-network-adminで行えます(これまでの、ネットワーク接続設定を反映しないようにするパッチは除去されました)。

また、以下のテストを歓迎します。

Mythbuntu

このリリースでは、MythbuntuはMythTV]にアップデートされました。また、新しいバックアップ&レストアツールもあります。

以下の既知の問題が確認されています。

ソフトウェア・センター

ソフトウェア・センターの最初のページに、「注目ソフト」と「新着ソフト」というショーウインドウが搭載されました。さらに、高速化が行われ、「履歴」機能を用いてインストールやアンインストール、アップグレードの経緯を確認することで、「何があったのか」を厳密に確認することができるようになっています。また、「プラグイン」サポートが追加され、特にコアな内容は初期状態では表示されなくなっています。

Ubuntu Serverのクラウド用イメージ

「cloud-init」ツールがMaverick Alpha2で更新され、任意に追加可能なフック、ebsmount・ext4サポート・cloud-configフォーマットにおける新しい記法をサポートしました。「cloud-init」は、Ubuntu Serverのクラウド用イメージに含まれる、設定変更可能な初期化プロセスです。

Alpha3では、クラウド用イメージ自身のカーネルを管理できるようになり、aptでカーネルアップデートを行うことも可能になっています。Amazonが提供するpv-grub] を用います。この機能はMaverick Alpha3以降を利用したUECホストでも利用可能です。

Beta以降、クラウド用イメージを、EC2やUEC環境なしに稼働させることができるようになっています。これにより、cloud-initやその他の機能を、新しいEC2/UECインスタンスを実行しなくても簡単、かつ手早くテストすることができます。より詳細な情報はwiki]にあります。

インストール

新しく、btrfs]ファイルシステムをマニュアルパーティション設定で利用できるようになりました。ただし、'/boot'だけは別のファイルシステムを利用してください。

グラフィカルインストーラの合理化が行われ、抜本的に改良されました。最低限の設定(言語とパーティション)をするだけでCDからのファイルのコピーが始まり、他の設定はファイル転送中に行います。

Linux kernel 2.6.35

リリース候補版には 2.6.35-22.33 カーネルが含まれています。これは、UpstreamのStable版 2.6.35.4 kernel]を元にしています。

このカーネルには、追加のinputサブシステム用パッチによるマルチタッチ機能・Intel Sandybridgeの内蔵ビデオへのより良いサポート・82579チップのLOM・AppArmorのバグフィックスが含まれています。いくつかのKMSブラックリストは解除され、また、いくつかのセキュリティアップデートを含んでいます(CVE-2010-3081],CVE-2010-3301]

Known issues

※Known issuesは原文がfixされていないので英語のままになっています。同等の内容はリリースノートに含まれており、そちらは翻訳されています。https://wiki.ubuntu.com/MaverickMeerkat/ReleaseNotes/ja を参照してください。

As is to be expected at this stage of the release process, there are still some known bugs that users may run into with the Maverick Release Candidate. We have documented them here for your convenience along with any known workarounds, so that you don't need to spend time reporting these bugs again:

64-bit

Graphics and Display

Networking & WiFi

Common Desktop applications

Input devices

Boot, installation and post-install

Ubuntu server edition

Issues affecting other Ubuntu flavors

For a listing of more known issues, please refer to the Maverick Meerkat bug] in Launchpad.

Reporting bugs

It should come as no surprise that this candidate release of Maverick Meerkat may contains other bugs. Your comments, bug reports, patches and suggestions will help fix bugs and improve future releases. Please report].

If you want to help out with bugs, the Bug] is always looking for help.

Participate in Ubuntu

If you would like to help shape Ubuntu, take a look at the list of ways you can participate at

More information

You can find out more about Ubuntu on the Ubuntu] and Ubuntu].

To sign up for future Ubuntu development announcements, please subscribe to Ubuntu's development announcement list at:

UbuntuJapaneseWiki: Develop/Maverick/TechnicalOverview (最終更新日時 2012-01-10 11:49:16 更新者 匿名)