Raringの開発
翻訳関連は Develop/Raring/Translation
Mozc as remix default IM
Mozc(ibus-mozc)をJapanese Remixのdefault IMとして導入したい。
選択肢
- A. ibus-mozcをインストールして、デフォルトにし、さらにibus-anthyを削除する。
- B. ibus-mozcをインストールして、デフォルトにする。
- C. ibus-mozcをインストールするだけでデフォルトにはしない。
- D. ibus-mozcをプリインストールするのは見送る
選択肢ごとの pros/cons
A. ibus-mozcをインストールして、デフォルトにし、さらにibus-anthyを削除
実装的にはibus-anthyのパッケージをrepackしてpriorityを下げた状態にするか、.config的にいじっておく(後者は非常に美しくないので前者にしたいところ)。
pros
- Mozcの変換効率をデフォルトで体験できる
- IM2つ、というカオスな状態を回避できる
cons
- Anthyを期待している人にとっては若干困る
- 居ない気はする
- ibus-anthy削除の影響範囲が読み切れない
昔と違い、depends/suggestsはなくなっていて、Taskとしても実は登録されていない。 Taskに入っているのはubuntu-usbなどの限定的なもののみ。 たぶんlanguage-selector的に「日本語のインストールが不完全」とか言われるパターン。 さらにやる場合はlanguage-selector系にパッチを入れたパッケージにさしかえたり providesに入れてしまえば完全な置き換えが可能なものの、アップグレード等も含めて 挙動を予測するのは困難。
B. ibus-mozcをインストールして、デフォルトにする
pros
- Mozcの変換効率をデフォルトで体験できる
cons
- Anthyを期待している人にとっては若干困る
- 居ない気はする
- mozcにセキュリティアップデートが出たときに、upstreamからcherry pickするのは困難
- 周辺ライブラリが変化してupstream pullができない可能性はあまり高くない
- とはいえ起きちゃうこともありえる(が、サポート期間9ヶ月のあいだに何をどうやっても手におえないAPI changeは起きない気がする。ABI changeは起きるのでrebuildした独自パッケージの配布が必要になる可能性はありえる)
C. ibus-mozcをインストールするだけでデフォルトにはしない
pros
- もっとも穏当な選択肢
- 設定を変更すればmozcが利用できる
cons
- IMEngineの切り替えが必要なので、新規にインストールが必要なこととあまり差がない。
D. ibus-mozcをプリインストールするのは見送る
pros
- mozcまわりの問題点を気にしなくて済む。
cons
- 変換精度が低いまま。