バーチャルオンラインミーティングに関するメモ&検討

全体的にラフな事前検討です。

- 2020-Jun後半に検討した内容をベースとしています(このときのデザイン意図:「2020-Sepまでになにかできればいいんじゃないかな!」)。

準備に関係すること

基本路線

  • 発表したりMCする人(「しゃべる人」)は、任意のWeb会議(ZoomなりJitsiなり)で集まる。コンテンツの事実上の生成がここ。
  • Web会議出席者の誰かが、メイン画面をなんらかの方法で配信系に流し込む(「配信する人」)。
    • 別マシンからHDMIキャプチャしてそれをOBSなりでライブに流し込む。Youtube Liveがたぶん安定アプローチ。メインとサブを持つのが安定的かなーどうかなー。
    • 配信系チャネルそのものを複数用意しておくか、複数方面から流し込むかはちょっと悩む余地がある。
  • 参加者は普通にライブ配信を見る。反応とかはライブ配信システムに乗っかる。
  • これらとはまた別に、いわゆるsession monitor(Web会議に参加している観客)が居るとやりやすい。

「参加する人」以外の人員は以下となる。

  • 「しゃべる人」x N
  • 「配信する人」x 1 (2が理想)
  • 「セッションモニター」 x 1 ; 「しゃべる人」とか「配信する人」(予備)がロールスイッチして対応していくのはアリ

COVID-19に関するラフな見積もり

  • 2020中に状況が改善する可能性は皆無と思っておく必要がある。
    • 利用可能な安定的なワクチンは2020の間には大量生産&事前投与できるようにはならない。ムリ。
    • つまりfocalとgroovyは少なくともバーチャル。たぶんg+1(21.04)もバーチャルになると思っておくのが良い。
    • 「新しい生活様式」ベースでsocial distancingしながら開催! という手を完全に否定するものではないものの、集まれる人数は80人会場で20人とかそういうレベルになるのと、『歓談とかできません』『食事の供給はできません』『しゃべる人も離れて頑張ります』という状態になる。それならもうバーチャルでいいよね! という感じ。
  • 2021の後半になったら何とかなってるんじゃない? とは、言えると言えば言える。つまり21.10はバーチャルではなくなるかもしれない。
    • ワクチン耐性株な新種とか出てこなければいいけどね……。
    • 新しい生活様式へのシフトが順調に進むと「人間が集まるイベントやるとか不道徳じゃありません?」という状態になる可能性もある。
  • つまりコストをかけて考えておく価値が、おそらくある。

ソフトウェアとサービス

『自前で配信』というアプローチは基本的に捨てる

短い結論:そんなインフラも予算もない。有償サービスを使うのがベター。無償で頑張るのは止めよう。

ライブサービス使わずに全部ミーティングでGo! という路線はどうか?

  • 基本デザインとしては、「バーチャルミーティングサービスを利用してメイン画面を作りつつ、それをライブサービスに流し込む、参加する人はTwitterなりライブサービスのコメントシステムでコメント」というアプローチ。
  • ライブサービスへ流し込むのではなく、全てをバーチャルミーティングにするのは厳しい。
    • 100人までは参加できるので、イベント規模的にはマッチしている。
      • が、100人が同時にしゃべることができるわけではなく、10人ぐらいのしゃべる人+90人の聞く人、みたいな構図になる。
        • 実イベントで発生するのはもう少し異なる風景になるハズ。
        • 全員がしゃべることが可能なことに意味がある! という側面はあるにはあるが、ミュートにしてない人がいきなりヒワイな単語を叫び始めました! みたいな事故が起きたら終了なので、参加者を制御できないイベントではまあ採用できない。
          • マイク有効にしてjoinしろ、というのはまあ、心理的なハードルもたいがい高い。ムリ。
    • イベントの意義として、「その場で質問できるのがメリット」という部分はあるにはあるが……。
    • そもそも、バーバルに質問したい人はもともと母数が少ない。
      • バーチャルにやるとさらに母数が減る。配信される状態で質問するにはけっこう心理的負荷が大きい。
      • 文字ベースの質問をセミリアルタイム(1-2分ディレイ)で拾っていければイベントとしてのインタラクティブ性は保持できる。

バーチャルミーティングやライブサービスを自前でやる路線はどうか?

  • バーチャルミーティングをホストしつつライブ配信、というだけでも、帯域にヘビーな負荷をかけることになる(上り下りを最低20Mbps、可能なら40Mbpsぐらいで安定的に提供できる必要がある)。
    • 普通のご家庭でこの条件を満たすのは意外と厳しい。1Gbpsや10Gbps線でも下回る瞬間はあるで?
    • 少なくともライブ配信部分はなんらかのサービスを利用する必要がある。
    • バーチャルミーティング部分も、たいていは何らかのサービスを利用する必要がある。
      • ZoomなりMS Teamsなりを使うのがおそらく妥当。
        • 宗教上の理由で使えない人もいると思うので、Zoomは止めた方がいいかもしれない。
        • MS Teamsは……妥協してくれるかな? かな?
      • JitsiやBBBでやれば! と一瞬思ってしまうが、参加人数 x 10Mbpsをどうやって保証するというのか?(クラウド上に立てればそこそこイケるかもしれないが、コストを考え始めるとあまり……)
        • 結局画像をライブ配信サービスに流し込むので、そこまで頑張らなくていいのでは……という結論になる。
        • FLOSSで実現したい! という気分はあるし、わかる。わかるがしかし! 人類にはできることとできないことがあるのだ! 無茶はいけない!
  • 回線クレー、みたいな方向になるとサービスを真面目に設計する方向に突入することになる。脳みそは適切なサービスを使ってイベントをデザインする方向に使いましょう。
    • リソースは有限である。

ロジスティクスとハードウェア

ラフには以下のような感じを前提として前提と装備品を検討する。

  • なんらかのサービスを使ってバーチャルミーティングをホストする。
  • バーチャルミーティングの画面をライブサービスに流し込む。
    • バーチャルミーティング内蔵の機能でもいいし、HDMI-UVCキャプチャデバイスを経由してもOK。方法はたぶんどうでもいい(PCを複数台準備して安定させやすい側面もあるので、HDMI-UVCキャプチャコースのほうが安全かもしれない……しれないが、HDMI-UVCキャプチャも危ないのでまあ唯一解でもない)。

「しゃべる人」「参加する人」「ミーティングを配信する人」に分けて考える。ここでの「しゃべる人」は「プレゼンを提供する人」と同義。

  • 「しゃべる人」:少なくともマイクとヘッドセットとPCが必要。静かな環境か、ノイズキャンセリングのための仕組みも必要かもねん。
  • 「参加する人」:ライブサービスに接続できるデバイスさえあればOK。コメントするためのアカウントは必要かも!(なのだが、TwitterかYouTubeはまあ、たいていの人が持ってるよね……)

  • 「ミーティングを配信する人」:PCと、配信に対して安定的な回線と、場合によっては配信のためのキャプチャデバイスが必要になる。これは「しゃべる人」と兼ねてもいいかもしれないが、「あなたのしゃべる番です」という状態で配信エラーが起きたらパニックするのでちょっとツラい。やめてあげて!

からあげ

  • 参加者のお手元にからあげを転送するKaaS(Karaage as a Service)が誕生するまで保留。
  • BYOK(Bring your own Kraage)してもらうという手もあるが、参加のためのハードルをあげてどうするというのか。というかからあげは(たぶん)必須ではない。

しゃべる人のトレーニング

  • しゃべる側として、「反応がないところでいい感じにしゃべる」はハードルが高い。
    • 「カメラの向こうでうなずく人」すらいないので結構しんどい。
      • https://kakaku.com/item/S0000872486/ を置いておくのでは駄目ですか? 駄目ですね。

      • Facerigでもいいからうなずく係とか準備して写しておく、というのが意外と有効かもしれない。
      • セッションモニターする人への期待として、うなずく係という路線はありそう。
      • 顔出しにするとなんか、気の狂ったアホがアホアホ語の放送禁止用語でdisってくる、みたいな事故が起きうるので避けた方がいいんじゃね、という予感はある。

事前準備

[ ] しゃべる人の確保

  • 「しゃべる人」をとにかく確保する。
    • いつものように「当日までにしゃべる人をゲット」とか「最悪当日アドリブでゲット」路線は厳しい。
    • つまり、事前に「しゃべる人」を確保できない限りイベントは開催できないと思っておく必要がある。

[ ] バックエンドチャット

  • 「しゃべる人」+「配信する人」+「セッションモニター」だけが集まるためのバックエンドチャットをどこかに準備する。

[ ] バーチャルミーティングの準備

  • 使うサービスを決めて有償プランを準備しましょう。
  • 無償プランでやる勇者コースはやめれ。お金で解決しよう。

[ ] ライブチャネルとプランBの準備

  • ライブチャネルは常にBanされる可能性を検討して、プランBを持つ必要がある。
    • AIさん頑張りすぎやで! みたいな事故Banから、Fake DMCA侵害アタックまでいろいろな理由で事故Banは起きうる。

[ ] 装備品の確認

  • しゃべる人がマイク持ってませんでした! あるいは持ってるけどノイズまみれです! 第一部完! となるのを避けるためには、事前にテストミーティングが必要。

[ ] リハーサルの準備

[ ] アナウンス

アナウンス

イベントそのものの告知+注意事項のアナウンスをいつものようにMLなりSNSなりに流していく。

  • このとき、緊急時にはこのページでアナウンスします、というURLをどこかに含める(wiki上にパーミッションかけたページを作ればOK)。

当日検討

UbuntuJapaneseWiki: Events/memorandum-virtual (last edited 2020-06-20 20:37:42 by hito)