対象とするUbuntuのバージョン
- 10.04 Lucid Lynx
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本文書では、光回線終端装置やADSLモデムとPCを直接接続してインターネットに接続する環境での、DSL接続の設定方法を解説します。PPPoE機能、および、DHCPサーバ機能内蔵のルータを介する場合には適用できません。
接続手順
- 機器を接続し、電源を入れて下さい。
- 画面上部のパネルにあるネットワークマネージャアプレットを右クリックして「接続の編集」を選択して下さい。
- 「DSL」タブを選択し、「追加」ボタンを押して下さい。以下では接続名は「DSL接続1」とします。
「ユーザ名」の欄に、インターネットサービスプロバイダ(ISP)から連絡されているユーザ名を、「パスワード」欄にパスワードを入力して下さい(ユーザ名は"[email protected]"のような形式になっているはずです)。「サービス」欄はISPから特に指示が無い限り、入力は不要です。また、必要に応じて、「自動的に接続する」のチェックボックスにチェックを入れて下さい。
- 「IPv4設定」タブを開き、「自動(PPPoE)」になっていることを確認して下さい。
- 「PPP設定」のタブを開き「認証方式の設定」ボタンを押して下さい。
- ISPから指定された認証方式のみを残して、不要な認証方式のチェックを外して下さい。認証方式が不明である場合は、下記を試してみて下さい。
- ISPに問い合わせて、認証方式を確認して下さい。
- 全ての項目にチェックを入れて続きの手順を試してみて下さい。
- 接続に失敗するようであれば、どれかひとつだけ認証方式にチェックを入れて、接続できるものが見つかるまで順に試してみて下さい。
- 適用して、設定画面を抜けて下さい。
- ネットワークマネージャアプレットを左クリックすると作成した接続設定(ここでは「DSL接続1」)が表示されていますので、それを選択して下さい。
- 接続に成功すれば、「接続を確立しました」の表示がでます。