• 対象とするUbuntuのバージョン

    • 7.04 "Feisty Fawn"(2007年4月16日リリース)以降

KVM(Kernel-based Virtual Machine)は、Linuxカーネルに含まれているフリーソフトウェア・オープンソースの仮想化ソフトウェアです。同じような機能を提供するものにはオープンソースではXen、クローズソースな商用製品でではVMwareやMicrosoftのHyper-V等があります。

Ubuntuは2007年4月16日にリリースされた7.04 "Feisty Fawn"からKVMをサポートしています。

Xenとは異なり、KVMはIntel VTまたはAMD-V等の仮想化支援機能が有効なハードウェアでしか利用できません。

KVMはXenにかわってRed Hatの標準の仮想化機構とされたことからも、Ubuntuをはじめとしたその他のLinuxディストリビューションにおいても主流の仮想化機構となると見込まれています。

KVMは、サーバー用途でも、デスクトップ用途でも非常に便利な機能ですが、利用できないハードウェアも多く、せっかく購入したハードウェアなのにKVMが使えないという事態も散見されるのが現状です。

そこで、UbuntuユーザーでKVMの利用可能・不可能の情報を共有するためにこのページを設けました。

▼利用可能なハードウェア

  • Sony VAIO・・・・工場出荷時で対応しているモデル、BIOSのアップデートで対応するモデル、そのいずれにも該当しないモデル(要するにVT非対応)がある。
    • Intel Virtualization Technology(インテル バーチャライゼーション・テクノロジー)機能への対応

      http://search.vaio.sony.co.jp/qasearch/solution/S0909011066196/

    • VAIO VGN-TZ91NS・・・本来はVT可能なハードウェアなのだが、メーカーがVTを無効かつBIOS画面でVTのオン・オフの設定項目を設けないという仕様で出荷し、かつメーカーから今後もVT対応させるBIOSのアップデートは行わないようである。が、下記で紹介するVT有効化を行うことで利用可能になる。

▼利用不可能なハードウェア

  • Apple MacBook・・・EFI(BIOSをリプレースした)でVTが有効化されていないため。有効化する方法もあるようであるがメーカーのサポート保証対象外となる。

  • Sony VAIO・・・・・VT非対応なモデルあり。ユーザー自己責任でのVT有効化の手法もあるようである。

▼KVMが利用可能かどうか確認する方法・手順

  • ▼Windowsから確認する場合 ▼Linuxから確認する場合
    • ▼次のコマンドを実行します。
     egrep '(vmx|svm)' /proc/cpuinfo
    • ▼次のようなvmxまたはsvmを含む出力があればKVMが利用可能です。
    flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm pbe nx lm constant_tsc arch_perfmon pebs bts pni dtes64 monitor ds_cpl vmx est tm2 ssse3 cx16 xtpr pdcm lahf_lm tpr_shadow
    • ▲何も出力されない場合は、残念ながらKVMは利用不可能です。
      • また、せっかく上記が出力されても、BIOSでVTが無効になっていると、やはり利用できません。

UbuntuJapaneseWiki: UbuntuTips/Install/Kvm (最終更新日時 2012-01-10 11:49:04 更新者 匿名)