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前提
家庭内、小規模オフィス内などのLAN内にファイルサーバ、メディアサーバを置く際に、IPアドレスを固定にしたい場合の方法です。
自宅で、光回線、ADSLなどのブロードバンド回線に接続している環境で、複数のパソコンを接続する場合、ブロードバンド・ルーターに接続することになるでしょう。
ブロードバンド・ルーターのLAN側のアドレスとしては「192.168.0.1」や「192.168.1.1」などが割り当てられます。 同時に、ブロードバンド・ルーターは、DHCPサーバ機能を搭載しており、クライアント側がDHCPでIPアドレスを取得する設定になっていれば、自動でアドレスを割り当ててくれます。 しかし、その割り当てアドレスはいつも同じとは限りません。 サーバなどでIPアドレスを固定したい場合は、GUIの場合、次の通り行います。
IPアドレスの固定方法
ブロードバンド・ルーターでは認識するIPアドレスの範囲が指定されていますので、マニュアルや設定画面で確認してみましょう。 例えばルーターのアドレスが「192.168.0.1」で、192.168.0.2から192.168.0.16までというようにIPアドレスの範囲が設定されている場合、15個のアドレスを割り振れる事になります。
ここでは、例としてサーバに、 「192.168.0.2」を固定アドレスとして割り当ててみましょう。
- 「システム」-「システム管理」から「ネットワーク」を開きます。
- 「ロックの解除(U)」をクリックし、パスワードを入力。
- 「有線接続」を選んで「プロパティ(P)」をクリック。
- 「ローミングを有効にする(N)」のチェックをはずし、「設定の種類(F)」で「IP-アドレスを指定する」を選ぶ。
- IP-アドレスには、「192.168.0.2」と入力。「サブネット・マスク」は自動で入力される。
- ゲートウェイ(G)は、ブロードバンド・ルーターのアドレスを入力
OKボタンをクリックすれば、設定終了です。
正しく認識されているかは、端末から「ifconfig」コマンドで確認できます。