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ここでは、システム上に2つのオペレーティング・システムをインストールすることを、デュアルブートと呼んでいます。

データのバックアップ

一つのハードディスク上でのデュアルブートを考えている場合は、すでにインストールされているデータを上書きしてしまうという最悪の事も考え、元からあるOSのリカバリ・ディスク作成や大事なデータのバックアップをしておきます

MBRのバックアップについて

例えば、Windowsが既に入っているノート・パソコンで、Ubuntu Studioも入れてデュアル・ブートしたいとします。普通、ノートパソコンはハードディスクが1つですから、パーティションを分割してWindowsとUbuntu Studioを入れる事になります。意外と簡単にインストールは出来てしまうのですが、ここで知っておいて頂きたいのは「ブートローダー」の存在です。

Windowsを起動する為にはハードディスクの先頭の「MBR(マスター・ブートレコード)」という区画にWindows用のブートローダーが必要です(下図[1])。しかしそのハードディスクにUbuntu Studioをインストールすると、MBR区画に「GRUB」という別のブートローダーが上書きされます(下図[2])。そしてパソコンを起動するとまずGRUB画面が現れて、WindowsかUbuntu Studioを選択して起動する仕組みになります。これはこれで快適ですし、2倍お得な環境が手軽に楽しめます。

MBR-1.png

しかし、もしあなたが「やっぱりWindowsだけの環境に戻したいなぁ」と思ってUbuntu Studioを削除したとしてもGRUBは消えません。 つまりその状態ではWindowsも起動出来なくなります。 こういう時の為に、元々のMBRをバックアップ保存しておく事をお勧めします(MBRのバックアップ方法)。 もし、Windowsのインストール・ディスク(リカバリ・ディスクではありません)をお持ちなら、コマンドプロンプトを使ってMBRを復旧する事も出来 ますが、何事も用心に越した事はありません。

USBフラッシュメモリーなどの外部ハードディスクへのインストール

別の方法として、Windowsが既に入っているノート・パソコンで、USB接続の外付けハードディスクにUbuntu Studioを(GRUBも含めて)インストールする事も出来ます(下図[3])。 この場合はWindows用のMBRは失われないので安心かもしれません。 但し、インストール作業の後半でGRUBをどこに入れるか指定する画面が出ますので、そこで確実に、Ubuntu Studioをインストールした外部ハードディスクを指定してください。

なお、普通のUbuntuの場合は指定方法が違いますが、これは、インストーラのデザインが異なるからであり、内部での処理は同じです)

MBR-2.png

Warning /!\ Macをお使いの場合は、USB接続の外付けハードディスクにGRUBとUbuntu Studioを単純にインストールしても起動出来ません。MacにはBIOSが無いので「BIOSでデバイスの起動順を変更する」という事が出来ないからです。「rEFIt」 というブート・マネージャーを使う必要があるそうですので、その方法を検索してみてください。

UbuntuJapaneseWiki: UbuntuStudioTips/Install/MBR (最終更新日時 2012-01-10 11:49:05 更新者 匿名)